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シャーマニズムは石器時代 7000-5000 年前になりたったと見られています。モンゴルだけではなく、世界中の各国にあったと見られます。自然と調和して暮らす思想に由来する天崇拝のシャーマニズムは、現代の モンゴル人にも人気がある。 一般人には見えない大きなエネルギーをとり込 み、それと交信する能力をもつ人をシャーマンと呼び、男性シャーマンを 「ザイラン」、 女性シャーマンを「オトガン」という。
シャーマニズム
シャーマニズム儀礼を行う際 シャーマンと交信する主なエネルギーは神霊である。 シャーマンはこの神 霊の付添人や操縦士、 また、 神霊と人の間の通訳人など、シャーマンと神霊 は様々な形で交信する。 最近ではありふれた現象のように思われるが、 実は これがシャーマニズムの秘技の一つにほかならない。
シャーマニズム
シャーマンはその乗り物によって「天」 「ロスサブダク」 「神霊」という 3 つに分 類される。 天地自然・ 祖霊は私たちに加護を与えてくれると考える。 世界を 創って支配する強力な神霊である永遠なる蒼天、父なる天空、 母なる大地、 オトガン・エへを信仰する崇拝者が暮らす自然環境のバランスが保たれ、人 の志気やエネルギーを高め、人々が清らかに正しく生きられるよう願う象徴 は、今日まで自然と人類が調和するための架け橋となってきた。
