バヤン•ウルギー県
アルタイ山脈のアルタイ・タワン・ボグド山はモン ゴル国最西の地で、 モンゴル最高峰であるため、 モンゴル人はその山を「モンゴルの屋根」と讃えて いる。同山には 5 つの峰やボタニン、アレクサンダ ー、グラネギーという 3 つの氷河がある。 中でも最 大のポタニンは長さが約 14km もある。 天候が変 わりやすく、晴れたり曇ったり、周囲が見えないほ どの嵐になったりで、一日で四季を体験できる。
同山には、ホトン、ホルガン、ダヤンノール、 ホブド、 ハラサラー、ツァガーンサラー、ソンギノト、ヨルト などの河川が流れている。 1996 年に 「アルタイ・タ ワン・ボグド国立公園」に指定された。2012 年からは同山を政府が 4 年毎に祭っており、モンゴル国大統領が祭典に出席している。
カザフ人の 暮らしに欠かせない鷹を「原始時代の羽毛のある恐 竜」と表現した。 カザフ人の家庭を訪問すると、 まず主 人と挨拶を交わした後、 ユルトの西側に陣取る家族の 一員である鷹と「サレメッスィズベ(こんにちは)」と挨拶 するのを忘れてはいけない。山中で猟物を見つけると、 鷹匠が鷹の目隠しを取りはずして放つ。 鷹が自由な野 鳥に戻って、本能的に鋭い爪で獲物を捕まえる様は 壮観である。
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